
坂本 真一郎
Shinichiro Sakamoto
パートナー弁護士(日本法・アメリカNY州法)
日本・シンガポール
One Asia法律事務所 大阪オフィス/OAL International Pte. Ltd.出向中
プロフィール
損害保険会社や信販会社をクライアントとする日本国内の法律事務所にて、企業法務・訴訟対応の実務に従事する傍ら、ベンチャー企業の法的支援にも積極的に取り組む。
また、損保案件の一環として、医師と密に連携しながら医療側の立場での医療過誤案件にも多数対応。 医療現場と法務の間で生じるギャップを丁寧に埋める役割を担い、医療の構造や意思決定プロセスへの理解を深める。
その後、米国Southern California Universityロースクールを修了し、ニューヨーク州弁護士資格を取得。
日系企業の事業展開を支援するため、シンガポールに拠点を移す。
シンガポールでは、現地法律事務所のジャパンデスクの一員として2年間にわたり、日系クライアントに対する法的助言や実務支援を担当。現在はOne Asia Lawyersにて、シンガポールをはじめとしたASEAN諸国への進出支援、法的リスクマネジメント、紛争解決、内部通報体制の構築支援など、多様なニーズに対応している。
特に近年は、医療・AI・ヘルステック分野に注力し、HSA規制対応、データ保護(PDPA)、AIプロダクトに関する契約・体制整備など、実務に根ざした法務支援を提供。
日本国内のベンチャー支援で培った現場感と、医療分野におけるリアルな実務経験、そして海外留学・現地実務の知見を融合し、クライアントの「戦略的な海外展開」に寄り添うパートナーとして活動している。
- 主要実績
- 著書・論文
- 講演
- ニューズレター
-
• ヘルスケア・サプリメント関連企業のHSA対応および販売スキームレビュー
• スタートアップの成長フェーズ(シリーズA等)における資金調達支援:資本政策設計、投資契約・株主間契約等の作成・交渉支援
• AI系プロダクトを開発する日系企業に対する、PDPAを含む個人情報保護法制への対応アドバイス
• 日系企業による東南アジア現地企業の買収(クロスボーダーM&A)における、初期スキーム設計、法務デューデリジェンス、契約書レビュー、現地弁護士との連携を含む総合的サポート
• シンガポールにおける日系企業の撤退時の資産整理・契約終了処理対応
• 日系企業の株式譲渡および資産移転に関するクロスボーダー実務支援
-
2023年8月「日本人・日本企業のシンガポールでの事業展開」
2023年10月「経営者・投資家のためのシンガポール移住」
経歴
-
2003年 広島城北高等学校卒業
2007年 広島大学法学部卒業
2010年 大阪大学高等司法研究科卒業
2011年 弁護士登録、大阪の老舗法律事務所に勤務
2022年 University of California, Los Angeles school of Law (LL.M.)
2023年 シンガポールの法律事務所のジャパンデスクとして勤務
2025年 One Asia法律事務所 大阪オフィス入所、シンガポールチーム参画
所属
-
大阪弁護士会
ニューヨーク州弁護士
阪南大学非常勤講師
日本・東南アジアイノベーションプラットフォーム(JSIP)「アジア共創プログラム」メンター(2024年)
言語
日本語、英語