シッピング・コモディティ(船舶・国際商品取引)
シッピング・コモディティプラクティスチーム
アジア全域のネットワークを生かした迅速なシッピング・コモディティ(船舶・国際商品取引)に関するリーガルアドバイスを提供
シッピング・コモディティに関する法実務は、複数の国の法律・当局・当事者・利害関係者との調整や交渉が必要となり、広範な視野に立った助言が必要です。近年は、国際海事機関(IMO)が定めた温室効果ガス削減戦略を踏まえ、より一層、国際的かつ複雑な規制の成立・執行の増加が予測されています。また、最近の国際情勢のラディカルな変化やグローバル化の影響を受け、船舶・国際商品取引を取り巻く環境も激変しており、この変化に即した適切な法的対応が不可欠となります。
当事務所は、シッピング・コモディティに関する案件について、アジア全域に有するネットワークを生かし、商社、エネルギー会社、船主、海運会社、船舶管理会社やフォワーダー等に対して、ドライシッピング(貨物クレーム、傭船契約、アレスト等)、ウェットシッピング(海難事故等)に関する紛争解決業務(仲裁・訴訟・交渉)、船主や金融機関に対して、シップファイナンスに関する契約ドキュメントのドラフティング業務、商社やエネルギー会社に対して、企業法務、M&A、規制調査対応等のリーガルアドバイスを行っております。
また、アジアを中心とする世界的なネットワーク、シッピング・コモディティ分野に関連する深い専門的知識を活かして、迅速かつ合理的に問題を解決するための高品質かつ戦略的なリーガルサービスを提供しております。特に、当事務所のシンガポールメンバーファームは、The Legal 500 Asia Pacific 2023において、コモディティ、シッピング、保険に関するクロスボーダーな紛争解決に関する業務について、高い評価を得ております。
1 紛争解決
(1)ドライシッピング
- 貨物クレーム
- 傭船契約
- B/L(船荷証券)
- Waybill(海上運送状)
- 船舶アレスト(差押え)
- 海事関連訴訟・海事仲裁・示談交渉等
(2)ウェットシッピング
- 海難事故(船舶衝突、沈没、油濁等)
- 海難救助
- 船骸撤去
- 船主責任制限手続
- 海難審判等
2 シップファイナンス
- 借入れスキームの立案、助言、相談
- 造船契約・船舶売買契約、融資契約及びそれに伴う各種担保設定契約(抵当権設定契約、各種譲渡担保契約を含みます)の作成・レビュー
- 各種建設契約およびそれに関する契約書の作成
3 コモディティ
- コモディティ取引に関する相談および各種契約書の作成・レビュー
- 商品取引所法、商品ファンド法、海先法、商品先物取引法等各種法令への対応
- 金融機関が行うコモディティ取引に対する規制への対応
- コモディティ・デリバティブに関するドキュメントレビュー(マスター契約、コモディティ定義集、担保契約等)
- コモディティ・デリバティブの早期終了に伴う清算対応
当事務所のシッピング・コモディティプラクティスチームリーダーの鴫原洋平弁護士は、シッピング・コモディティ分野の紛争解決や企業法務に関するリーガルサービスをしてきた実績があります。現在、日本では、小型船舶1級免許を保持し、海事補佐人として登録し、シンガポールでは、シンガポール海事仲裁所(SCMA)に登録しております。
<シッピング・コモディティプラクティスチームに関するお問い合わせ先>
One Asia Lawyers(担当:鴫原 洋平)
JP +81-3-6550-9000
SG +65-6950-0840
yohei.shigihara@oneasia.legal