ラオスにおける最低賃金改正について

ラオスにおける最低賃金改正について報告いたします。
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ラオス最低賃金の改正へ

2018年4月24日
One Asia Lawyers ラオス事務所

5月1日より最低賃金が改正

　昨年11月ごろから審議されてきた最低賃金が、4月20日に行われた首相・副首相による会議において、月額900,000キープから1,100,000キープ（約133USD）へ改正することの合意に至りました（2018年4月20日付首相府告示（No.560/PMO.SO))。

　今年1月末の時点では、労働組合からは月額1,200,000キープ、労働社会福祉省からは1,100,000キープ、商工会議所は1,100,000キープが提案されていましたが、最終的に、月額1,100,000キープまたは、日額42,307キープとすることで合意し、政府会議へと提出されてました。

　また、ラオスの最低賃金は、2012年月額626,000キープ（約80USD）、2015年900,000キープ（約110USD）と3年ごとに物価上昇率等を鑑みて改正されており、今回の改定は2015年比で22.22%増となります。

　なお、同改定は2018年5月1日（メーデー）より行われる予定です。